自分の「選択」を活かす!

あなたの「アイデンティティ」は?

みなさん、突然ですが「アイデンティティ(identity)」という言葉を知っていますか?


日本語では「自己同一性」と訳されることが多いです(なるほどわからん)。

簡単に言うと、「自分が自分だと言える根拠になってくれる性質」のことです。

「自分はこういう性質・個性を持っているからこそ、自分なんだ!」と言えるようなものと言ってもいいかもしれません。

 

アイデンティティは一本道ではない


そんな風に言うと、「アイデンティティ」はしっかり固めたほうがいいように思うかもしれません。その方が「しっかりとした自分」が保てそうですよね。

しかし、「私は○○で生きていくんだ!」というように、一つのアイデンティティにこだわることは逆によくないのではないかと私は思っています。

なぜなら、もしその一つのアイデンティティが行き詰まってしまったとき、その人は「自分」を見失ってしまうのではないか……と思うからです。


なぜ今このような話をしているかというと、

私は、人生の中での「選択」が積み重なって、その人のアイデンティティができていくのではないかなと思っています。

中学生の皆さんはまだ若いですし(私だって若いほうです!)、「これが自分のアイデンティティだ!」というようなものがしっかり見いだせなくても当たり前です。

では、皆さんがこれからしていく「選択」について、ちょっと考えてみましょう。

 

人生は選択の連続


人生の中では、大きな選択から小さな選択まで、いろいろな選択に満ちあふれています。

例えば、「今日の朝ご飯はパンかご飯か?」から、「志望校はどこにしようか?」まで。

さすがに前者がアイデンティティの一部になるかはわかりませんが、後者のような選択は、その結果がアイデンティティの一部になりそうですね。

ここで私の経験談を一つ。


今となっては、私は国語を教えていますし、文学部という学部に通ういわゆる「文系」の人間ですが、実は高校1年生までは理系志望でした。

私が「文系」だということは、少なからず私のアイデンティティの一部になっている気がしますし、もしあの時「理系」を選択していたら、どんな人生になっていたかは想像もできません。

また、選択は「(選択をした時点で)その選択が正しかったか間違っていたか」ではなく、「(選択をした後に)その選択を正しいと思えるか、思えないか」によってその価値が決まると思っています。

私が文系を選択したことも、その当時には「正しかったか」はわかりませんでしたが、「文系」としてさまざまな勉強や活動・進路設計に挑戦し、今となっては「正しかった!」と自信を持って言えます。こうしてアイデンティティができていくのではないでしょうか。


また、「選択」を違う面から見てみましょう。

例えば、「勉強した方がいいのはわかってるけど、ちょっとやる気がでないな~」というとき、どんな選択ができるのでしょうか?

①自分に厳しく! がっつり勉強を始める!

②まだちょっとやる気が出そうな緩めの勉強から手をつける

③今回は休憩! 割り切って休む!

どの「選択」を「正しく」できるかはあなた次第です。


皆さんの人生にもこれから大小さまざまの「選択」が待っていることかと思います。

日々の「選択」を振り返って、「あれで間違ってなかったな」と思えるような「選択」をしていきましょう!

そして、いろいろな「選択」を活かして、あなただけのアイデンティティを積み重ね、個性豊かな人間に育っていってください!

リングアカデミーは、これからも勇敢に「選択していく」皆さんを全力で応援します!!

 

リングアカデミー講師 坂上 菖一郎