“脳” 力向上講座 「どうすれば覚えられるか」~ 復習の重要性 と 忘却曲線 ~

エビング

「覚える」ためには何が重要か

突然ですが、質問です。


皆さんは「暗記」は得意ですか?

「どうしても覚えられない」「暗記がニガテです」というのは、多くの受検生の、永遠の悩みだと思います。今まで、「どうしても覚えられない」と嘆いていませんでしたか。

それはもしかしたら、復習のタイミングが良くなかったからかもしれません。

ここでは、「脳科学的に考えてベストな復習法」を考えてみたいと思います。

 

エビングハウスの「忘却曲線」について

エビング

まずは、エビングハウスが発見した「忘却曲線」という曲線について、簡単に紹介したいと思います。

忘却曲線とは、その名の通り、


時間が経つにつれて「覚えたことをどれだけ忘れてしまうか」の割合を表した曲線です。

このグラフから分かったことを簡単に言うと?


・人間の記憶は、放っておけば、24時間のうちに多くが失われてしまう。

・覚えなおしをした記憶は、長く保ちやすくなる。

・複数回の覚えなおしをすればするほど、記憶を多く保つことが出来る。

といったことが分かりました。

 

忘却曲線を勉強法に活かす

さて、これを勉強に置き換えてみましょう。

・人間の記憶は、放っておけば、24時間のうちに多くが失われてしまう


・覚えなおしをした記憶は、長く保ちやすくなる

→何かを覚えてすぐ、は最も記憶が失われやすいタイミングなんです。覚えてから寝る前に、または覚えた翌日に軽い覚えなおし、つまり復習をすることができれば理想的ですね。

・複数回の覚えなおしをすればするほど、記憶を長く保つことが出来る


→「1回復習したから大丈夫だろう」と思っていませんか? 勉強の基本は繰り返し。確実に覚えたと言えるまで2回、3回と、間隔を空けて繰り返し復習することで記憶が確実なものになるはずです。

 

まとめ

以上を踏まえた上で、具体的な復習のプランを立てると、


・新しく覚えたことは、当日寝る前・翌日に必ず復習する

・その後、1週間程度を目安に2回目の復習する

・さらに、1か月ほど後に3回目の復習する

となります。


人間の脳は、忘れるようにできているんです。

「覚えられない」と嘆く前に、復習の方法をもう一度見直してみませんか?

 

リングアカデミー講師 門宮 龍馬